究極のプライマー・密着性抜群！染めQテクノロジィ / ミッチャクロン マルチ
吹きつけ・刷毛塗り・ローラー塗装用
どんな素材にも、どんな上塗りにも
ミッチャクロンマルチは、特殊なポリオレフィン系樹脂をベースに、変性重合を行い、耐薬品・耐水・耐蝕性に優れています。密着の悪い溶融亜鉛メッキ、生アルミ、ステンレス、クロームメッキ等の金属、ガラス、タイル、プラスチック(自動車バンパー・アクリル看板)などの樹脂面、そして焼付け塗装面など塗装の密着しにくい広範囲な対象物に対して、一切ペーパー研ぎをせず、塗料の強靭な密着が得られます。しかも、ウォッシュプライマーのような劇物を使用していませんので、安心してご使用になれます。
一切ペーパー研ぎが不要で、作業性をぐんと短縮させることができます。
密着の悪い溶融亜鉛メッキなどの金属から、PPなどの樹脂面まで、幅広い素材に対応できます。
1液タイプで原液のまま使用することができます。
上塗り塗装も広範囲で、塗装機器を選ばず、優れて実用的です。
環境衛生面に配慮した製品で、クロムなど有害重金属類は一切使用しておりません。
性状
| 項目 |
性状 |
| 容器内の性状 |
クリヤー状の粘稠液 |
| 比重 |
0.88 |
| 標準塗布量 |
6〜10μ 60〜80g/m2 |
| 作業性 |
吹付塗装 |
| 指触乾燥 |
3分（20度） |
| 上塗り可能時間 |
20分以上（20度） |
| 貯蔵安定性 |
12ヶ月間異常なし（20度） |
塗布可能な被塗物
| 被塗面 |
適正 |
| スチール鋼板 |
◎ |
| ステンレス |
◎ |
| 一般用アルミ |
◎ |
| 生アルミ |
◎ |
| 化成被膜（ボンデ） |
◎ |
| 亜鉛メッキ |
◎ |
| 溶融亜鉛 |
◎ |
| ポリプロピレン(PP) |
◎ |
| ABS樹脂 |
◎ |
| 焼付塗装塗膜 |
◎ |
| 電着塗膜 |
◎ |
| ガラス・ホーロー |
◎ |
| 硬質塩ビ板 |
◎ |
| FRP加工品 |
◎ |
| クロームメッキ |
◎ |
| ※密着の難しい素材へのテストは、メーカーにて広範囲に繰り返し行い、結果は記載の通りですが、新しい素材も次々開発されておりますので、経験のない素材へのご利用は念のため試験するか、お問い合わせください。
|
適正な上塗り塗料の例
| 塗料
| 適正 |
| アクリルウレタン4：1 |
◎ |
| 速乾アクリル10：1 |
◎ |
| アクリルラッカー |
◎ |
| フタル酸塗料 |
◎ |
| メラミン焼付塗料 |
◎ |
| アクリルエマルション |
○ |
使用方法
- 被塗面の油や他の汚れを、脱脂剤で全て取り除いてください。
- ミッチャクロンマルチを被塗面から15cm〜20cm位離し、薄く均一にスプレーしてください。
(1m2あたり60〜80g位で行うようにしてください。)
- 15〜20分(常温時)以上乾燥時間をとって上塗りしてください。温度の低いとき(5度以下)、高湿度のときは、十分な密着が得られないおそれがあります。その場合は前もって被塗面を温めるか、塗装後温めるようにしてください。
標準仕様
| 素地調整 |
塗装面の汚れ(サビ・油・水分・ホコリ)を溶剤、サンドペーパー等で除去 |
| 下塗り |
ミッチャクロンマルチを塗布。 塗布量は、60〜80g/m2 |
| 乾燥 |
夏：15〜20分
冬：1〜2時間
春秋：20〜30分
|
| 上塗り |
個別上塗り塗料の仕様により塗装
|
塗膜性能試験データ(マルチ塗膜)
| 項目 |
試験内容 |
結果 |
| 付着性 |
1mmX1mmのゴバン目セロテープテスト |
100/100 |
| 促進耐候性 |
ウェザーメーター 2,000時間 |
異常なし |
| 屋外暴露 |
5年間 二次密着 100/100 |
異常なし |
| 耐衝撃性 |
Dupon式 1/2inch 500g 50cm |
合格 |
| 耐屈曲性 |
3mmφ 180° 折り曲げ |
合格 |
| 耐水性 |
20度 水道水 240時間浸漬 |
異常なし |
| 耐塩水性 |
35度 5%塩化ナトリウム 400時間浸漬 |
異常なし |
| 耐アルカリ性 |
20度 2%水酸化カルシウム 48時間浸漬 |
異常なし |
工程- 被塗面脱脂
- ミッチャクロンマルチ塗布(スプレーガン塗装)
気温(20度)・湿度(60%) 30分乾燥 - 上塗り 10:1アクリルウレタン塗料(スプレーガン塗装)
自然乾燥7日間
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